大井川鉄道完乗の旅 (part3)



 次は、井川線(南アルプスあぷとライン)に乗車です。
 あぷとラインのホームには、機関車トーマスがありました。
なんだか浮いた感じです。
 こちらがあぷとラインの車両です。わたくしたちは、一番前に乗ることにしました。

 ちなみに、非電化区間ですので、ディーゼルでの運転となります。
 先頭は、前面展望も出来、撮影には最高です。

これは、運転台です。
 12時10分、井川行きは、定刻どおり発車しました。

 しばらくすると、車掌さんから、車窓の案内放送が…。

 まずは、この桜でした。先週が満開で一番最高と、案内しておりました。 一番前から見ると、ホントいいものです。
 最初の停車駅である川根両国(かわねりょうごく)駅に着きました。

ちなみに、この画像、何かわかります?
これがホームなんです。この狭いのが…
 大井川には、20数箇所に釣り橋があるそうです。
 その中の一つを撮りました。
 この画像を見てください。
 とても普通の列車では走る感じがしないですよね。
本当に森林鉄道!と言った感じが伝わるのではないでしょうか?
 集落が少しあると、駅というところもありました。
このあぷとラインは、生活路線でもあります。
 あれだけ、川幅が広かった大井川も、このあたりまで来ると、だいぶ狭くなってきました。
 途中駅では、列車の行き違いもありました。
本数的に、あぷとラインは、少ないのですが、数少ない行き違いシーンですね。 
 だんだんと山深くなってきました。
このオレンジ色の橋、水面から約70mほどの高さがあるそうです。
 トンネルを抜けると、架線が現れ始め、電気機関車が止まっているのが見えてきました。
 アプトいちしろ駅に到着しました。
ここで、後ろにアプト式電気機関車をつなぐため、数分停車しました。

 それから、ここの標高は、396m。 
 このように線路の真ん中にも、レール(ラックレール)があります。
アプト式電気機関車の歯車とこのラックレールをかみ合わせて、急勾配を上がっていくのです。
 連結しているための数分停車は、気分転換にもなります。
トイレタイムやタバコタイム、撮影タイムなど、皆それぞれが思いのまま過ごしておりました。
 車掌さんの笛と、運転手さんの警笛が鳴り、出発時間となりました。
いよいよ、本当のアプトラインに入ります。 
勾配は、1000分の90。 1kmで90mあがると言うことです。
 早速発車しました。後ろから押されている…という感じがしました。
 トンネルを抜けると、これから走る線路も見えてきました。
 これもアプトラインの醍醐味です。




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